国土交通省通達

最近、私の周りでもマンションコンサルティングに関して裁判沙汰の話を聞くようになった。

大規模修繕工事の際、談合をしたり。業者からバックを取ったり、メーカーから手数料を請求したり。その為、工事金額が割高になっていつと言う噂を耳にすることがある。

また、途中でコンサルが自分の思うようにならないと言って、コンサル業務を投げ出したり、管理組合が認めていない設計結果に設計料をせいきゅうしたりとか。

私の立場からは考えられない状況になっている。

おそらくこのような状況は、広島管内だけではなく、全国的に問題が広がっているものと想像される。

そのため、国土交通省も別紙のような通達を業界に出さざるを得なくなったのであろう。

マンションの管理組合の役員の皆様も、大規模修繕のコンサルの決定には注意していただきたい。ぜひ管理会社のコンサルは止めていただきたい。20%近いバックを当然のように抜かれることになります。

 

(文/一級建築士 増田 五雄)