賃貸マンション・テナントのリノベーション収支改善計画

日本の住宅の平均寿命は30年もたないといわれています。一方、ドイツでは築100年以上経った中古マンションが新築マンションより高価だったりもします。

これまでは、老朽化した建物=建て替え(スクラップ アンド ビルド)と安易に選択しがちでしたが、解体による廃棄物の大量発生、資源の枯渇など地球温暖化や環境破壊につながる社会問題として、近年では認識されはじめてきました。

当組合では、建物の長寿命化の追及や資産価値の低下抑制、古い建物の再生にも取り組んでおります。単なるリフォームではなく、快適な空間、美空間に再生するコンサルティングを行い、分譲マンションも、老朽化し入居率が悪くなった賃貸マンションも、リノベーションという手品により再生する提案を行っております。

 

リノベーション事例

1970年代に建てられた賃貸集合住宅のリノベーション事例です。
間取りは2DK、16世帯が入居しています。

外装には黒のガルバリウム鋼板をアクセントに用い、モノトーン調のシンプルなデザインでお化粧直しを行いました。

内装は、限られたスペースを有効活用するため、間仕切りを排除しひとつの空間にまとめました。天井の仕上げ材も撤去し、天井高を確保したので、開放感のあるゆったりとした空間に感じられるように一新できました。

 

また、機能面では、給水システムを本管直結方式に変更したり、給湯設備の見直し、ドアフォンやセキュリティドアの採用などバリューアップを行いました。

(資料提供:株式会社エナプラン)

 

時を経ることで建物の設備や間取りは老いていきますが、リノベーションによって新たな価値を与えれば、魅力的なものとして生き返らせることが可能です。

これから日本では建物の高齢化が進んでいきます。しかしそれらを全て建て替えていくわけには到底いきません。古いものを大切に保全していくことが必要な時代です。まだまだ使うことのできる多くの既存部分を再利用するので、建て替えよりも費用を大幅に抑えられることもメリットです。ぜひ、ご検討ください。

当協同組合では、お客様のお悩みを解決する提案を行っております。
お気軽にご相談ください。